その昔、日本武尊が東征の折、この地を通りかかった際に山の神が白鹿に化けて立ちはだかりました。そこで日本武尊は口に噛んでいた蒜(ひる)を投げつけこの鹿を退治。以来この地を通る者は蒜を噛むようになったとされ、やがてその風習がヒルガミの地名となり、現在の昼神になったといわれております。
昭和48年、この昼神の地に温泉が湧出しました。そのすべらかでやわらかい湯ざわりは全国的にも有名で、特に「美人の湯」として評判を集めています。 伊那華の湯はこの昼神温泉から100トン協同貯湯槽を経て温泉管で引湯しており、1日に50トンの新しい温泉を入れております。
また貴重な温泉資源を有効に利用し、また浴槽の衛生管理を確実に行うため、浴槽に常時新しい温泉を注入して溢流させながら浴槽水を回収し、殺菌、濾過をして再び浴槽に温泉を戻して再利用する「浴槽内循環」を実施し、いつも快適で清潔な温泉を楽しんでいただけるよう努力しております。
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- 源泉名
- 昼神温泉混合泉〜湯元2・3・4号源泉 2号井
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- 温泉の湧出地
- 長野県下伊那郡阿智村智里503〜358番地
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- 泉質
- 単純硫黄泉(アルカリ性低張性高温泉)
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- 浴用効果
- リュウマチ性疾患・運動障害・しもやけ・創傷・糖尿病・月経異常・美容・美肌など
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- 飲用効果
- 飲用出来ません。